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経営事項審査:経審手続きの特徴 結果通知までの期間と更新について

はじめに

仙台行政書士法人のブログをご覧いただき有難うございます。前回は経営事項審査:経審の制度概要 点数の仕組み・審査基準日と有効期限と題し経審の制度概要について解説しました。今回は、経審手続きの特徴…特に手続にまつわる時間について解説したいと思います。

経審や建設業に関するブログをシリーズで書いております。過去のブログは下記リンク、ページ右下の「ブログ」をクリックしてご覧ください

https://sendai-gyosei.jp/wp/category/blog

結果通知までの期間

経審は結果が出るのに時間が掛かります。数週間という単位では終わらず1~2ヶ月掛かります。たまに税務申告だけを終えた状態で「来月入札に参加したいから1ヶ月で経審の手続きを仕上げて欲しい」というご依頼が有りますが、行政サイドの審査スピードから無理なのでお断りすることになります。決算から入札参加資格を得るまでに6~8ヶ月掛かりますのでスケジュールは決算前から立てる必要が有ります。大まかなスケジュールは下記をご参照ください

 

例:3月決算の建設業者の場合

1.決算期到来:3/31

2.税務申告及び納税:5/31まで

3.税務申告書を元に決算変更届の作成と提出:7/31まで

4.3の完了後に登録経営状況分析機関に経営状況分析を依頼(1~2週間程度掛かる)

5.4の経営状況分析の結果を添付して都道府県に経営事項審査:経審の申請(1~2ヶ月掛かる)

6.5の結果通知を元に入札参加をしたい公共機関に入札参加資格申請(公共機関によって数週間~2ヶ月掛かる)

 

有効期限と更新

経審の有効期限は1年7ヶ月です。公共工事を途切れなく受け続けるためには経審の受審が毎年必要になります。1年7ヶ月は余裕が有るように見えますが、上記のスケジュールをご覧いただくと分かる通り、決算から経審が完了するまでに半年前後掛かります。そのため、決算~税務申告~決算変更届提出までは期限ギリギリではなく数週間程度は前倒して行う必要が有ります。

 


仙台行政書士法人では経営事項審査(経審)のサポートを提供してます。

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次回の配信

次回のブログは令和4年2月22日を予定しております。次回も是非ご覧ください。また、仙台行政書士法人の所属する「みらい創研グループ」の公式SNSではブログの更新の際にお知らせをしておりますので是非フォローよろしくお願いします。

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